据え置き型のキャットタワーに比べてはるかに高い位置から部屋中を見渡せるのが天井突っ張り型キャットタワーの魅力です。
1匹で使うならメインのキャットタワーとして十分使えますし、複数の猫と暮らしている場合ではメインタワーとは別のサブタワーとして役に立つアイテムです。
天井突っ張り型キャットタワーは以下のような特徴があります。
- 高いところから部屋中が見渡せる
- 省スペースに設置できる
- 安定感があって安全
- 据え置き型に比べてやや高額
Contents
突っ張りキャットタワーは賃貸住宅でも使える?
天井つっぱり系のキャットタワーはDIYで良く使われる突っ張り棒のイメージからか、「壁や天井を傷つけずに使える」と誤解されがちですが、基本的に天井へのネジ止めは必須です。本体だけで自立できるものはネジ止めしなくて良いと書かれているものもありますが、猫の体重が5kgを超える場合などは転倒の危険が非常に高くなるので、しっかりネジで固定した方が良いでしょう。
そもそも2メートル以上ある支柱を突っ張り棒だけで固定するとなると、天井と床に相当な力がかかるため、天井が凹んだりする恐れもあります。賃貸住宅の場合は据え置き型の方が使い勝手が良いかと思います。
支柱の数の違い
突っぱり式のキャットタワーには支柱が1本のタイプと2本以上あるタイプがあります。
支柱が1本のタイプは省スペースで設置できるのが最大のメリットです。また、見た目もシンプルなのでインテリアとしても部屋を明るくしてくれます。
逆にデメリットとしては、タワーの途中ですれ違うことができないため、複数の猫で使うときに、一匹が途中のステップで寝ていると他の猫が登ったり降りたりできなくなってしまいます。
複数の猫で使う場合は、タワーの途中で他の猫が寝ていても降りられる別ルートを(家具などで)確保するか、猫の導線をふさぐことのない2本以上の広いタイプのものを選ぶと良いでしょう。
しっかり丈夫で価格も安い突っ張りキャットタワー
オレンジのポップなデザインが印象的なキャットフレンドプレイタワーLLは突っ張り型のキャットタワーの中でも最もリーズナブルに購入できるモデルのひとつです。
省スペースながらも台座部分にキャットハウスが付いているのでタワーのハウスの二役がこなせます。
高さ調節幅:225〜270cm
低めの天井でも使えるポール型キャットタワー
ボンビアルコン キャットポールは1本の支柱と丸いステップで構成されたシンプルなデザインが特徴で、突っ張りタイプのキャットタワーの中では最も人気のあるモデルのひとつです。
高さ調節幅:220〜265cm
突っ張り型の据え置き型の良いとこどり
Mauタワー トルテは全体的に丸いフォルムと真っ白なカラーリングが特徴的なキャットタワーです。突っ張り型の据え置き型の中間のような構造です。シンプルで柔らかい印象なのでモノトーンのインテリアにも違和感なくマッチします。
高さ調節幅:234〜266cm
スリムなデザインの螺旋階段タイプ
キャットバンテージプラスは螺旋状に設置されたステップが特徴のキャットタワーです。登り降りに慣れるまで少し時間がかかることもありますが、愛猫がくるくると回りながら移動する様子は見ているだけでも微笑ましいです。
のんびりできるスペースは一番上のステップだけなので、1匹で使うか、サブタワーとして使うと良いでしょう。
高さ調節幅:232〜252cm
アンティーク調の木製突っ張りキャットタワー
ウッディーキャットシェルフ スリムは2本の柱を床と天井でしっかりと固定できる安定感抜群のキャットタワーです。木製のアンティーク調デザインなので木製家具やフローリングのリビングなどに違和感なく置けます。
高さ調節幅:230〜260cm
職人の手作り国産キャットタワー
ガリッコブリッジタワーは2本の支柱を2メートル近い長さの棚板(キャットウォーク)で繋いだ、圧倒的な重厚感のキャットタワーです。その堅牢さから10年は使えると言われており、品質もさることながら価格も高めです。
高さ調節幅:230〜265cm
複数の猫で使いたいときはこのタワー
ねこタワー パラレルは2本の支柱と真っ白なデザインが印象的な突っぱり式のキャットタワーです。各ステップが広めに作られているので複数匹の猫でも仲良く使えます。
高さ調節幅:242〜257cm
部屋の隅に設置できる省スペースタイプ
ねこタワー コーナータウンはつっぱり式タワーにしては珍しい扇型のキャットタワーです。名前の通り、部屋のコーナーに置けるので、無駄なデッドスペースを作ることなく、狭い部屋でも有効に空間を利用できます。全体的にくつろげるスペースも多めなので複数猫での使用も問題ありません。
高さ調節幅:235〜250cm
まとめ
以上、突っ張りキャットタワーの特徴と選び方を紹介しました。
実用的な面での特徴は先述の通りですが、やはり天井突っぱり式キャットタワーの最大のメリットは「部屋の最も高い場所から下界を見下ろす猫」の絵が実現できるということだと思います。
是非、この記事を参考に、天井からの景色を見せてあげてください。