使わなくなったスマホで猫を見守る監視カメラを作る方法

使っていない古いスマートフォンを使って離れた場所にいる猫を見守ることができる監視カメラのシステムを作る方法を紹介します。


普段リビングで過ごしているときやパソコンで作業しているときに別室の猫が何をしているのか見られたら面白いと考え、使っていない古いスマホにセキュリティカメラアプリを入れて監視カメラにしてみようと思いました。

この手のアプリは一般的に「留守番カメラ」や「セキュリティカメラ」と呼ばれていますが、似たようなアプリが非常に多く、どれが自分の環境に適しているのかわからなかったので、比較的評価の高かった5種類のアプリをピックアップして実際に使ってみました。

私の環境及び条件は以下の通りです。

  • カメラ側はAndroid(ver2.3)、ビューア側はiPhone(iOS7)を使用
  • 外部から接続することはないのでローカルネットワーク内(Wi-Fiエリア内)で使えれば良い
  • パソコンからも閲覧できれば尚良し

Web of Cam


いきなり結論になりますが、今回試したセキュリティカメラアプリの中では、この「Web of Cam」が一番使い勝手が良かったです。

iPhone、Andoroidに対応しており、両方の端末にアプリをインストールすればすぐに使えます。パソコンのブラウザから見る場合は公式サイトにアクセスし、スマホのアプリに表示されているIPアドレスを入力すればOK。映像もクリアで遅延もほとんどありません。

カメラ側のスマホは画面表示をオフにできるので消費電力が抑えられます。私はコンセントに接続して充電しながら使っているのでバッテリの心配はありませんが、欲を言えば自動的にスリープさせてビューア側から接続があった場合にスリープ解除、みたいな機能があると良いと思いました(OS的に実現できるのかどうかわかりませんが)。

いずれにしても、同一のWi-Fiエリア内で使用するのであればこのアプリで十分だと思います。逆に外出先から猫の様子を見たいという方は次以降で紹介するアプリを選ぶと良いでしょう。

ちなみにiPhone版「無料の無線携帯電話のカメラ」Android版は「Wi-Fiを自宅の監視IPカメラ(ベビーモニター)」となぜかアプリの名前が異なります。

Alfred(執事アルフレッド)


iPhone/Andoidに対応した無料のカメラアプリです。割と頻繁にアップデートしており、設定も簡単なので、セキュリティカメラ関連のアプリの中でも非常に高い評価を得ています。

アプリを利用するためにはGoogleアカウントでの認証が必要となるため、Googleアカウントを持っていない人は予め用意しておく必要があります。

先述の「Web of Cam」と比較すると画質があまり良くありませんでした。外出先から3Gで接続できるのは良いのですが、動画閲覧時はブロックノイズが発生し、なんだかよくわからない状態になってしまいます。このあたりは利用者の通信環境に依存すると思いますので、綺麗に見える人もいるのかもしれません。

対応ブラウザはFirefoxのみですが、パソコンからの閲覧が可能です。他ブラウザは今後のアップデートに期待しましょう。

iPhoneアプリは対応OSがiOS8以上であるため「古いスマホを監視カメラにしたい」という場合にOS非対応のため使えないというケースがあります。古いスマホを利用する際はOSのバージョンに注意しましょう。

  • iPhone&Android対応(但しiPhoneアプリはiOS8以上に対応)
  • ブラウザから閲覧できる(但しFirefoxのみ)
  • Googleアカウントが必要
  • 動体検知機能
  • ダウンロード:Alfred(iOS) / Alfred(Android)

AtHome Camera / AtHome Video Streamer


ビューア側にオレンジのアイコンの「AtHome Camera」を、カメラ側にブルーのアイコンの「AtHome Video Streamer」をそれぞれインストールして使うタイプの監視カメラアプリです。

カメラとビューアで別々のアプリが必要なので少しややこしく思えるかもしれませんが設定自体は非常に簡単で、カメラ側でアプリを起動し、表示されるQRコードをビューア側のアプリで読み取ればすぐに使えます。

デメリットとしては、「Web of Cam」に比べて若干映像がモタつくように感じられました。また、iPhone、Androidには対応していますが、ビューア側のアプリがMacOSに対応していなかったので、Macからの閲覧はできませんでした。

スマートホームセキュリティ WardenCam


カメラ側とビューア側にアプリをインストールし、Googleアカウントで認証して使うタイプです。動体検知機能があるため、室内で動きがあったときに自動的に録画を開始し、自動的にDropboxにアップロードしてメール通知することができます。ブラウザから閲覧できる機能はないようです。

有料のアプリですが非常に多機能なので、より本格的な猫監視体制を構築したい方にはおすすめです。名前の通り、猫監視というよりはホームセキュリティ的な使い方を目的としたアプリです。

  • 有料アプリ(6ドル)
  • iPhone&Android対応
  • パソコンからは見られない
  • Googleアカウントが必要
  • 動体検知機能
  • ダウンロード:WardenCam(iOS) / WardenCam(Android)

Rusuban Cam(るすばん・かむ)


アイコンやアプリの名前からもわかる通り、留守番中のペットの監視を目的に開発された、月額300円の有料アプリです。Google Playでの評価の高いカメラアプリですが、無料で使えるものが他にたくさんあるので、これを継続的に利用する理由は見つかりませんでした。

こちらのアプリも先述のWardenCamと同じく動体検知機能がついており、動きのあったときに自動的に静止画を撮影できます。

※2016/10/5 追記
2017年3月31日をもってサービスを終了することが公式にアナウンスされ、現在はiOS版、Android版ともにダウンロードできなくなっています。

  • 有料アプリ(月額300円)
  • iPhone&Android対応
  • 動体検知機能

まとめ

以上、5種類のスマホアプリを試してみた結果、自宅内で使うなら「Web of Cam」、外出時に使うなら「アルフレッド」が良いと思いました。

特に「Web of Cam」はiPhoneだけでなくパソコンのウェブブラウザからもカメラの映像が見られるので、デスクで作業しながらでも、ブラウザウィンドウを立ち上げておけば、離れた場所の猫の様子をずっとモニタできます(さすがに過保護過ぎる気もしますが)。

私はローカル環境での使用が主目的だったため今回のようにチョイスになりましたが、用途や機器の環境は人によって異なるので、何種類か試して自分に合ったアプリを選ぶのが良いでしょう。離れた場所でも愛猫の様子が気になって仕方がないという方の参考になれば幸いです。

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