猫の爪とぎはキャットタワーやキャットトイレと並んで、猫との暮らしにおける必須アイテムです。
ホームセンターで販売されている猫の爪とぎはだいたい1500〜4000円くらいのものが主流ですが、今回は5000円以上のちょっと高めの価格の爪とぎを選んでみました。いずれもデザイン性・耐久性に優れた爪とぎばかりです。
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myKotty – LUI
LUIは洗練されたデザインが特徴のポーランドのブランドmyKottyから発売されている猫の爪とぎです。厳選した上質のダンボール素材を使っており、研ぎカスが出にくく長い間使えます。片面が古くなってきたらひっくり返して使えるので経済的です。
(参考価格:8,640円)
SILVIO design – Katzen sofa Carta Uni
ドイツのSILVIO design(シルヴィオデザイン)のKatzen sofa Carta Uni(カッツェンソファカルタウニ)はソファのかたちをした独創的なデザインの爪とぎベッドです。通常よりも強度の高いダンボールを使っているため、長期間使えます。デザイン性と機能性を兼ね備えた爪とぎです。
(参考価格:6,000円)
カリカリーナ
カリカリーナは日本の株式会社ダイロク.が製造販売している純国産の猫用爪とぎです。
市販されている強化ダンボールよりもさらに耐久性の高い輸出梱包用のダンボールを使って作られており、強度は通常のダンボールのなんと10倍以上。
また、爪とぎとは思えないような遊び心のあるデザインが特徴的で、ソファ、二段ベッド、ハイヒールなど、さまざまなバリエーションがあります。
(参考価格:6,400円)
hepper Hi Lo
ニューヨークのデザイナJed crystalが作ったhepper Hi-Lo(ヘッパーハイロー)は美しい曲線デザインが印象的な爪とぎです。ひっくり返すことで傾斜の角度を変えられます。
斜面で爪を研ぐのが好きな猫にはぴったりのおしゃれな爪とぎです。古くなってきたら爪とぎの部分だけを交換できる経済的なところもメリットです。
(参考価格:14,040円)
そもそもなぜ爪とぎが必要なのか?
猫が爪をとぐのは主に下記のような理由があります。
- 古い爪を剥がして常に鋭く保つため
- 自分の匂いをつけるため
- ストレス解消のため
- ストレッチや運動のため
このように猫の爪とぎはいたずらで行なっているのではなく、目的があって行なっている行為なので「爪とぎをやめさせる」ということはできませんし、やろうとしてはいけません。猫と暮らしていくためにはきちんと爪とぎのしつけをしてあげることが大切です。
爪とぎは何歳くらいまでに用意すれば良いのか?
猫は生後5週目くらいから爪とぎをすると言われていますが、爪とぎは初めから用意しておきましょう。
というのも、爪とぎよりも先にソファや壁でつめをとぐことを覚えてしまうと、後からそれをやめさせるのが大変だからです。
はじめからトイレはトイレで、爪とぎは爪とぎでと教えてあげれば、大抵の猫はきちんと教えた通りにやってくれます。
爪とぎの交換時期は?
爪とぎの交換時期は猫の使用頻度によって変わります。
爪とぎを良くする猫とそうでない猫がいますし、猫によって爪とぎの強さや回数は異なります。また、一匹で使っているのか複数匹で使っているのかにもよって変わってきます。
一般的なダンボール製の爪とぎの場合、新品の爪とぎはダンボールの断面が規則的な波型になっており、触ると硬い感触があります。
長く使っているとどんどんボロボロになって目が詰まってきます。指で押して柔らかくなっているようであれば、爪がひっかからなくなっているので交換した方が良いでしょう。
4〜5匹の猫と暮らしている家庭では、1週間ですぐにボロボロになってしまうこともあります。そのようなときは今回紹介したような耐久性の高い爪とぎを使う方が毎回買い換えるよりもコストパフォーマンスが良い場合もあるので、お財布に余裕があるときに一度試してみましょう。