プラズマクラスター KC-F50はSHARPの加湿空気清浄機です。
リビングや寝室での使用に最適な薄型スリムデザインのモデルで、2017年11月4日現在、Amazon.co.jpの空気清浄機と加湿器の売れ筋ランキングで共に1位にランクインしています。メーカー推奨の適用畳数は13畳、空気清浄のみなら23畳まで対応しています。
空気清浄機能
シャープ独自の空気浄化技術、高濃度プラズマクラスター7000を搭載しており、静電気を除去しながら室内の空気を効率的に循環させます。プレフィルター、ダブル脱臭フィルター、静電HEPAフィルターの三重構造のフィルターが、空気中に浮遊しているカビ菌やウィルス、花粉やペットの毛をキャッチします。風量は静音時で1m³/分、最大で5.1m³/分です。
脱臭機能
10年間交換不要のダブル脱臭フィルターで、タバコ臭、ペット臭、アンモニア臭、体臭などを集めて脱臭します。ただし、キャットトイレの猫砂などに染み込んで残っている尿臭などは完全に除去できるわけではありませんので、過度に期待し過ぎることのないようにしましょう。メーカーの製品ページにも下記のような注意書きがあります。
常時発生し続けるニオイ成分(建材臭・ペット臭等)はすべて除去できるわけではありません。
参照:抑制・除去 KC-F50 加湿空気清浄機 空気清浄機:シャープ
加湿機能
部屋が乾燥しているときは自動的に加湿フィルターが回転して最適な湿度に調節してくれます。また、加湿のための水を貯めるタンクトレーのキャップ部分には、ヌメリやニオイの原因を抑制するイオンカートリッジが装着されており、いつでも綺麗な水で加湿できます。
ランニングコスト
定期的に交換が必要な部品は、使い捨てプレフィルター FZPF51F1(価格:673円/交換目安:1ヶ月/年間コスト8,076円)、Ag+イオンカートリッジ FZ-AG01K1(価格:600円/交換目安:1年)、加湿フィルター FZ-Y80MF(価格:1982円/交換目安:10年/年間コスト198円)の3種類で、合計するとフィルターのランニングコストは年間8,874円となります。
加湿機能が付いている分、普通の空気清浄機よりも消耗品交換の手間は若干増えますが、毎月交換するのは使い捨てのプレフィルターだけなので、機能の充実ぶりを考えるとメンテナンスは楽な方です。
電気料金については、空気清浄・静音モードで使用した場合の消費電力が3.3Wなので、24時間つけっぱなしにしてもひと月あたりの電気料金はわずか64円/月(単価27円/1kWhで計算)、年間にすると781円です。
合計すると年間のランニングコストは約9,655円となります。但し、実際には24時間ずっと静音モードで動作しているわけではないため、利用状況によって電気料金は変わってくるでしょう。
製品仕様
基本機能 | 空気清浄、脱臭、加湿、PM2.5対応 |
---|---|
適用床面積 | 〜23畳 |
風量 | 1〜5.1m³/分 |
運転音 | 20〜52dB |
消費電力 | 3.3W〜54W |
電気料金 |
2.1円/1日あたり
64円/1月あたり
781円/1年あたり
※メーカーが公開している消費電力の最小値で24時間運転した場合の電気料金。
※単価は27円/1kWhで計算。 |
消耗品代 | 8,874円/年間 |
ランニングコスト | 9,655円/年間(電気料金と消耗品代の合計価格) |
寸法 | 幅399×奥行230×高さ615mm |
質量 | 7.7kg |
電源 | ACアダプター |