加湿空気清浄機 KI-JP100は2018年にSHARPから発売された加湿空気清浄機です。
「プラズマクラスター」とは、SHARP独自の空気浄化技術の名称ですが、これまでの製品に搭載されていた「プラズマクラスター7000」・「プラズマクラスター25000」のイオン濃度が7,000個/cm³・25,000個/cm³であるのに対して、「プラズマクラスターNEXT」のイオン濃度は50,000個/cm³までアップしており、さらに空気浄化力が向上しています。
フィルターの特徴と交換寿命について
0.3µmの微小な粒子を99.97%以上集じんする「静電HEPAフィルター」、ニオイに加えて有毒ガスまで低減する「ガスもと~る脱臭フィルター」、内部へのホコリの侵入を低減して集じん性能の低下を抑える「ホコリブロックプレフィルター」の、3つのフィルターが搭載されています。
「静電HEPAフィルター」と「ガスもと~る脱臭フィルター」は交換の目安が10年、「ホコリブロックプレフィルター」は交換不要なので、基本的にフィルターのランニングコストはかからないと考えて良いでしょう。ただし、プラズマクラスターイオン発生ユニットは2年、Ag⁺イオンカートリッジは1年で交換が必要です。
電気料金と年間コスト
弱運転時の消費電力は5.3Wなので、24時間つけっぱなしにした場合の電気料金は1日あたり3.4円、年間で103円です(単価27円/1kWhで計算)。
消耗品にかかる費用は、プラズマクラスターイオン発生ユニット(7,560円/2個)の交換目安が2年なので、1年あたりのコストは1,890円。Ag⁺イオンカートリッジ(972円/1個)は交換目安が1年。
電気料金と消耗品代を合わせると年間のランニングコストは約4,116円となります。
※下表はメーカーカタログ記載の「空気清浄」機能のスペックをもとに計算しています。
製品仕様
基本機能 | 空気清浄、脱臭、加湿、除湿、PM2.5対応 |
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適用床面積 | 〜46畳 |
集じん方式 | プラズマクラスターNEXT 空中浄化、フィルター浄化 |
風量 | 2〜10m³/分 |
運転音 | 21〜54dB |
消費電力 | 5.3W〜95W |
電気料金 |
3.4円/1日あたり
103円/1月あたり
1,254円/1年あたり
※メーカーが公開している消費電力の最小値で24時間運転した場合の電気料金。
※単価は27円/1kWhで計算。 |
消耗品代 | 2,862円/年間 |
ランニングコスト | 4,116円/年間(電気料金と消耗品代の合計価格) |
寸法 | 幅427×奥行371×高さ738mm |
質量 | 17kg |
電源 | ACアダプター |